偶成

授業で木戸孝允の漢詩『偶成』を扱いました。

才子恃才愚守愚(さいしはさいをたのみ ぐはぐをまもる)

少年才子不如愚(しょうねんのさいし ぐにしかず)

請看他日業成後(こう みよたじつぎょうなるののち)

才子不才愚不愚(さいしはさいならず ぐはぐならず)

(意訳)才子は自らの才を過信して努力を怠るが、愚者はおのれの愚かさを知って人一倍努力する。少年時代は、才子よりもむしろ愚鈍なほうがよいのだ。他日事業を成し遂げた後を見よ。少年時代に才子と言われた者が実は才子ではなく、愚かに見えた者が実は愚かではなかったことに気づくであろう。

※才子=頭がよく気のきいている人。

※恃む=頼る。誇りとする。

※守愚=愚かなりに努力する。かしこぶらない。

(引用:http://e2jin.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-0c00.html

自分に才があるかどうかなんてなかなかわかりませんし、大事なことではないのでこの際置いておきます。才であれ愚であれ、努力を続けたさきに展望が見えてくるのだと思います。

あとはどの分野で努力するのか、どの方向で努力するのか、どれだけの熱量で努力するのか。そういったものを探す子ども時代であってほしいと生徒に伝えています。

一方で、いまいる場所が努力すべき場所なのか、いま向かっている方向は努力の方向性として適切なのか。実際のところこれらの判断はむずかしく、目の前のことに対してある程度必死に努力しなければ判断がつかないものです。

だからこそ、受験生には目の前の受験を必死に取り組んでほしいと伝えています。当然ながら志望校合格のためではあるのですが、受験勉強それ自体が彼らにとってのよき努力経験であってほしいという気持ちもあるわけです。

先日、とある国家資格に合格しました。本命はこの先にありますが、とりあえずホッとしています。私も日々勉強あるのみ。明日の指導もしっかりやりたいと思います。

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よろしくお願いいたします。