
『野宿入門』(かとうちあき、草思社)を読みました…いや、読んでいます(3分の2くらい)
わたくし、キャンプやツーリングといったアウトドアは好きですが、別に野宿が好きなわけではありません。読みたい本があって図書館に立ち寄り、そのついでに館内をぶらっと眺めていた際に、たまたま目に入ったのが本書のタイトル。お目当ての本を借りて一度は図書館をあとにしたものの、なんとなく気になってわざわざ引き返してまで借りてきました。ちなみに隣にあった野宿本?アウトドア本?をもう1冊借りています。
さて、肝心の中身ですが。
これが想像以上に「野宿」を語っていまして、正直わけがわかりません。冒頭から飛び出すは、20代後半の女性(つまり筆者)が風呂なしアパートの流しでシャンプーするというエピソード。めくるページに「積極的野宿!消極的野宿!」、「下に敷くものは重要である!」や「野宿の前にはトイレの場所を必ず見て確認しよう」のような、いったいつ役に立つのだろうかと思わざるをえないアドバイスの数々。(野宿とは書いてるけど、アウトドアとかキャンプ指南本だろうな)と高を括っていたのですが、すさまじい本に出合ってしまいました。(表紙はすごくいい感じの緩さなのに、中身はガチガチのハードスタイル)
いつ役に立つのかわからないといったそばから恐縮ですが、実は私、野宿経験があります。
大学2年生の夏休み、東京から大分まで自転車で帰省した際のできごとです。確か名古屋とか豊橋あたりだったと思いますが、その日の目的地に向かっている道中、暑さと疲労から身体がしんどくなり、とある公園で休憩することにしました。その日は30度を超える真夏日で、朝からずっと自転車をこいでいたため身体は思った以上に疲弊してしまい、確か時間も19時とかそのあたり(夏だったので明るかったのは覚えています)。当初の目的地に向けて再出発するのも難しそうだったので、「とりあえず寝よう」という結論に達しノープラン野宿を決行することになりました。
それまでの道中は、テントを持っていたのでキャンプ場等でテントを張ったり、たまにビジネスホテルを利用していました。しかし今回は予定になかった公園。普通の公園でテントを張るのも気が引けたので、ベンチに銀マットを敷いてそのまま横になりました。防犯にとカバンは紐を括りつけ足首に固定。虫よけに蚊取り線香を頭と足元の二か所に設置。顔にタオルをかけてそのまま熟睡しました。
明け方、人の気配で目が覚めたところ、散歩で公園に立ち寄ったであろうおじさんが一人、不思議そうにこちらを見ていました。そりゃそうだ。
書いてて思い出しましたが、警察に職務質問もされましたね。「東京から自転車で大分を目指しています。大学生です」のようなことを言って学生証を提示した記憶があります。
話が散らかりました。私は野宿をしたことがあるという話です。
たぶん、野宿をすることは今後一切ないと思います(あたりまえ)